プール

 7月に体温よりも高い気温を体験する事になるとは思ってもいませんでした…。この間家にあった2004年の世界地図をなんとはなしに見ていたら日本の平均気温が8月でも30度になっていないのでちょっとわけが分からない世の中にボーゼンです。まだセミも鳴かない7月上旬。七夕は昨日のこと。織姫と彦星も暑さに仰天したでしょう。


 今も子どもたちの夏の楽しみはやはりプールでしょうか。私が小学生の時もプールの授業は特別感がありました。雨や気候で中止になると本当にがっかり(´・ω・`)…。「雨だから無しだよー」「寒いから無しだよー」と言われても水着を往生際悪く持って登校する事まありました。


 今は中止理由のひとつに「あつすぎるから無しだよー」が加わったと聞いてびっくり(@_@;)しました。暑いからプールではなくなってきた?!!らしいのです。あつすぎると、プールでも熱中症にかかったり、プールの縁で火傷に近い火脹れをおこす危険があるといいます。子どもたちは私たちよりも皮膚が弱いし、はしゃぎ過ぎて無理することが原因です。なんだかなぁ~と思ってしまいました。


 我が家の近くにも小学校があるので、たまに子どもたちの下校にかち合うことがあります。みんな真っ赤な顔をして走ったり飛び跳ねたりしています。これじゃあプールではもっと大変だろうと想像できるから仕方ないのかもしれません。その点、野生はおりこうだと思います。朝の早い時間、今年生まれた近所の猫たちは無理をせず、まだ冷たいコンクリートや石の上にゆったりと寝そべっていました。