空に浮かぶ雲がもくもくしてきました。夏空、入道雲を思わせるような形です。富士山にかかっていた雪も薄くなり、そう遠くない時期に真っ青な山に変貌するでしょう。そう考えると昨日の落雷や急な雨も夏の始まりだったのかもしれません。
家族特に両親の体調が気になる年齢になってきました。後期高齢者の仲間入りを果たした両親です。特に父親は長年の不摂生がたたってきました。父の若かった頃は今よりも健康にたいする意識も低かったように思います。日本でこんなに高齢者が増え、高齢者特有の病気も増えるとはみんな思ってなかったのではないでしょうか?私の小さい頃に比べても健康意識は高まったように感じます。
それとともに昔は良しとされていた健康にたいする常識も通じなくなってきました。例えば「三角食べ」。飯、汁物、おかずを均等に食べていくというように教わっていましたが今では血糖値の急な上昇を押さえるために野菜、汁物、主菜、飯の順が良いといわれるようになりました。卵は高コレステロールだから良くないと言っていましたが今では1日一個は食べようと言われています。年を取ったら粗食を~ではなく肉を食べようとかも言いはじめました。いったい何がなんやら?情報が溢れすぎています。
父の宅配食を昨日味見しました。糖質や塩分が控えめと言うことでしたが私にはなんだかしょっぱすぎる気がしました。家人が基本的に味なしが好きな人(素材の味があるからとのこと)なのでそれに合わせていったからでしょうか。とにもかくにも、食事はすべての源です。心にも身体にも作品にも表れると思っています。家庭を預かる身としても自分のパフォーマンスを維持するためにもいつも考えていこうと思いました。