作品紹介23



 日がどんどん短くなってきて、朝は雪をかぶった富士山が見える。これが私にとって冬を感じる目安です。今日はきれいな大きな富士山が見えました!秋晴れ・冬晴れが続いて気持ちが良いです(*´∇`)。ちょっと乾燥が気になる季節でもありますが...クリームを塗ってケアまたケアの季節でもあります。



 さてさて、今日ご紹介させていただく作品は「子犬のワルツ」F3号・油彩画です。木漏れ日のなかを犬とともに歩く人影を描いた作品です(^ー^)。私の作品によく登場する昭和記念公園を描きました。私自身は使わないのですがモチーフとしての日傘も大好きです。日傘、帽子は光を反射して白くパリッとした色が出ます。その色は大きさ的には小さなものですが、存在感や抵抗感のある色です。画面上でも自然の色と違うハッとする色です。



 人間は本当にちょっとした点のように描きますが、その存在感は画面に動きを与えてくれます。動く生命=人間と動かない生命=自然のコントラストが画面を豊かにしてくれるように思います。同じように飛んでいく風船や海を横切る船にも人がいなくても人の息吹が感じられ画面が生き生きする気がします。作品をご覧になる方に、広がる絵画世界を楽しんでいただければと思っています。