北海道から帰って来たら季節が一段階進んだようです。咲き誇っていたオオキンケイギクがしわしわになって代わりに少しずつキバナコスモスの花が咲き始めました。一見似たような色合いで分かりにくいかもしれません。しかし葉っぱの形が明らかに違うのでそこに着目するとすぐに見分けがつきます。
さてさて、北海道旅行の3日目の続きです。二人でひょこひょこと釧路湿原の旧鉄道道を歩いています。この日は旅行の中で一番天気のよかった日でした。今まで鳴りを潜めていたエゾハルゼミが鳴き始めました。最初は雨蛙の合唱かな?と思うくらいにカエルの鳴き声に似ていました。ですがなんというか喉をならしているような響きとはちょっと質が違うような感じです。これがエゾハルゼミの声なのでしょう。本州では聴くことの出来ないセミと鳥のオーケストラが楽しかったです(*´∇`)♪。
散策路へ繋がる道に入ると笹の群生が待っていました。茶色く枯れかけた絨毯のようです。この笹は知床でも釧路でも本当にわんさか育っていて、この管理だけでも大変な公費と人が必要なのではないか?と思います。湿原の管理は北海道にとって大事な観光事業でもあり自然保護の観点からも欠かせないものだと思います。
散策路から出て一休み。バスまではまだ時間もあったので、もう一つの散策路へ行きました。2キロ弱の道です。北斗湿地という場所で、サテライト展望台というところに通じていました。サテライト展望台からの眺め...さいっっこうです!!遥かに知床連山、オホーツクが望めます。雲の影が湿原を渡って行きます。緑が深くなったり軽くなったりと本当に目を楽しませてくれるのです!大きな平原はサバンナのようにも見えて...さいっっこうです!(続く)