釧路湿原



 北海道旅行3日目は釧路が舞台です。2日目の知床五湖ツアーからすぐに釧網線に乗り約3時間かけて釧路駅に到着(疲れた…(¯―¯٥))、ホテルに泊まりました。そして3日目。丸一日釧路湿原を散策する予定でした。



 朝は少し霧がかっていました。釧路湿原ビジターセンターまでバスに乗りさあー散策開始!です!!!ビジターセンターには湿原の成り立ちがパネルで解説されていました。この湿原は昔は海になっていたようです。今は純粋な淡水です。



 散策路でまず目についたのは水芭蕉に似た白花です。ヒメカイウという花でした。そして、圧巻なのはヤチボウズという植物です。稲のような細い葉が出る植物ですが丸くまとまって1つになっています。見た目はなんだかお化けのような感じです。沼の中で地面を作っている植物のようです。この植物に乗っかってミズナラやシダ類が生息しています。



 北海道は寒さで樹木があまり大きくならないそうです。ですからミズナラも300年生きれば長生きなのだとか。しっかりした地面がない湿地だとなおさら根がはりにくいのかもしれません。鳥がたくさん飛んでいました。ホトトギス、カッコウ…なんだかわからない鳥達の声が聞こえました。トンボやハムシもたくさん飛んでいました。



 私達はコースから離れ旧鉄道の道を抜けて歩いて行きました。大きなわらびがずっと続く道です。昔(国立公園になる前)に開拓者達が作った道路なのだそうです。5キロくらい続くまっすぐな道で誰もいない道。私達の旅行はいつもメインから外れ、勝手気ままに散策する旅です(笑)。続く