心のふれあい



 今日も雨がシトシト降っていて冬の寒さが戻ってきたような天気となりました。しかし南の方では台風が発生したようです。もう台風かあーと季節の進む早さに驚いています。



 今日の午前中にお客様から作品が無事に到着したというご連絡をいただきました。わざわざお電話いただきとても感動していること、頼んで本当によかったということを明るい声で伝えていただきました(*´∇`)♪。私の方もお客様のお話にほっとして肩のこわばりがとけたように感じています。寒さも吹き飛んで雨の鬱陶しさも吹き飛んだように感じました。

 作品のお受渡しが直接でないとき、私はいつも感謝の手紙を添えて作品をお送りします。作品に対する思いや題材となった場所のことや題名のことなどを制作過程で体験したことを書いています。そしてもちろんお客様への感謝も...。



 文章や俳句は絵と仲が良いものだと思っています。昔は文人画家も多くいました。大家として与謝蕪村、谷文晁等でしょうか。それでなくても掛け軸に俳句を寄与したり、俳人と画家のコラボレーションした作品があったりと文字と絵は緊密な関係にあったと思います。私はそんな高尚なことがしたくて手紙を書いているわけではありません。ですが、作品をご覧くださったお客様に作品について考えたことややったことをお伝えすることで、私とお客様の間が少しでも近くなれればと思っています。