寒い寒いという言葉しかでないような日が続いています。年末にぴったりの天候ですがその分火災も多いようです。今日もアトリエに出勤途中で消防車のサイレンが鳴り響いていました。乾燥した空気に要注意です。
冬晴れの良い天気を利用して昨日は葛飾区にある都立水元公園にいってきました。お客様から冬木立の作品をご依頼いただいていたのでその取材をメインに冬の情景を取材しにいきました。水元公園は東京都最大の公園です。広々とした公園で夏にはたくさんの方々がバーベキューにやって来るようです。今の季節でも近所の方々が釣りに来たり野鳥の撮影に来たりと楽しんでいらっしゃいました。
この公園はメタセコイヤの森でも有名な場所です。メタセコイヤは杉に近いスッキリとした幹を持った落葉樹です。杉は常緑樹なので赤く色づいたメタセコイヤはなんだか不思議で神秘的な森を形成しています。冬木立ということで真っ先に浮かんだのがここのメタセコイヤでした。
公園はたくさんの野鳥が生息していました。まず大きな池で合鴨?カルガモ?の群れが寒そうに首をすくめながら浮かんでいました。水は冷たいのに丘に上がらずジーっとしています。そしてどんどん森に入っていくとゴイサギや雀、カイツブリなどとともに大きなカラス...カラスが我が物顔で飛んでいました(^o^;)。
奥に行くほど小さな池に薄い氷が張っていました。昼になっても氷がずっと残っていたのでいかに寒い日なのかがわかります。日の光が差していて空も青々しているのに寒いということがわかる光景です。
行って帰って1日がかりでしたが寒さに負けず良い取材ができたと思います。今年の遠出はこれが最後です。来年はどこに行こうか?そんなことを考えて心がうきうきしてきました。