昨日は冬至でした。1年で一番日照時間が短い日だったということです。私も冬至にちなんで?大根、ニンジン、こんにゃくなど縁起の良いものを食べ、ゆずの香り一杯の膾を作って食べました。ゆず湯はなんだか勿体ないので食べることでゆずの薬効を体内に取り入れたつもりです。
日本では冬至のイベントが盛んに行われていたようです。カピバラや日本猿がゆず湯に浸かり、温泉宿では当たり前のようにゆず湯...コロナ禍で落ち込んだ観光業がご努力されているのです。世界では冬至の習慣があるのでしょうか。ちょっと調べてみました。といったもヨーロッパでは夜がなくなる白夜があるので冬至とは意味合いが全く違うようでした。ユールというお祭りがあります。オーディーンという戦争と死の神様にビールや豚肉を捧げるお祭りです。ですが今はそれ単独でお祭りをするというよりクリスマスとくっつけて祝うのが主流のようでした。
中国は冬至節というものがあるそうです。十月一、冬至到、家家戸戸吃水餃(十一月の冬至はみんなで水餃子を食べる)という言葉があり水餃子を食べるのだとか。あと紅白の白玉団子も食べるそうです。
こういった習慣はずっと続いていくといいと思います。忙しさで忘れがちな自然を身近に感じられ、少しだけいつもと違う豊かでゆっくりとした気分が取り戻せるような気がします。クリスマスみたいに大きなイベントも面白いけれど、日本古来の節を大切にした習慣がこれからも続くことを思いながら冬至を楽しみましたo(*⌒―⌒*)o。