お盆が近づいてきました。今年のお盆は緊急事態宣言下でのそれとなってしまいましたが、街中では早くもお盆飾りが並んでいます。睡蓮や蓮の花、ほおずきなどなど...先日ハス田にいったり、睡蓮を見に行ったりしたせいか、蓮と睡蓮について少し調べてみました。
睡蓮と蓮の違いについては色々出てきました。植物学的な違いはたくさんありますが、私が興味を引かれたのはそれよりも名前の由来、宗教文化と歴史です。蓮と睡蓮...どちらも蓮という文字を使います。蓮の由来は花が散ったあとの付け根が蜂の巣ににているからという説があるそうです。「蓮(はちす)」が「はす」になったとのこと。睡蓮は眠る蓮と書きます。蓮に比べて開花する時間が遅いことからこの字が当てられたそうです。寝坊助の蓮?(笑)。「未草(ひつじぐさ)」とも言われているようです。
蓮は仏様の台座の花です。蓮は泥の中から成長して美しい花を咲かせます。泥が濃ければ濃いほど大輪の花になるともいわれているようです。そのイメージが煩悩の世の中(泥)からでも悟り(花を咲かせる)を開けるという仏教観に繋がっているといいます。
私は今までそんなことは考えずただただきれいな花としてみてきました。そんな由来があるとしってなんだか今以上に蓮の花を好きになれそうな気がします(*´∇`)