暦の上では昨日６月２１日は夏至でした。夏至は太陽が高く夏の真ん中、一年で一番昼の長い日だということです。ただ現実的には梅雨のど真ん中、夏の暑さはこれからが本番です。

　最近特にSDGsという言葉が使われ始めました。サスティナブル　ディベロップメント　ゴールズという言葉の略です。貧困問題、温室効果ガス、色々な提言がされています。私にできることはとりあえず今よりももっと環境に配慮しながら生活していくことかなぁ？と分からないなりに思っています。ですが...油絵というのは環境にとってあまり良いものではないかもしれません(；^ω^)油汚れのひどい筆を洗うのも毎日ですし、絵の具の固まったパレットの絵の具をこそぎ落としているともったいないけど仕方ないなあ～と思ったりします。

　それでも、自分なりに拘ってチューブ絵の具はすべての絵の具を出しきってから捨てようということを心がけています。チューブ絞りで絞りきったあと付け根にたまった絵の具をペンチで潰して絞り出す...これが私のもったいない精神です。大学時代、恩師がそうしているのを見てすごいなあと思っていました。恩師は「絵になれない絵の具がかわいそうだから」とおっしゃって、いとおしそうにその絵の具をご覧になっていました。そんな姿がなんだかかっこよく思えて、その頃から意識している事です。

　もちろん、出しきっているといっても、その絵の具が少しずつ固まっていってしまい、使いきれないこともあります。ですが、心がけているだけでも少しは違うのではないかなあ？と思ったりします。甘い考えでしょうか...(；^ω^)。