桜の便りが毎日聞こえてきます♪本当に気持ちの良い季節になってきました。梅は見頃を終え、今はハナモモや雪やなぎが大空に映えて輝いています。私はやはりこの季節が好きです。社会的にも門出の季節ということです。花に負けじとはいからさんのような姿で町を歩く学生の姿も見えます。
さてさて個展までもう少しです。特にもうできることはなく、あとは少しでも多くのお客様にお越しいただき作品をご覧いただければ本当に嬉しく思います(*´∇`)作品のご紹介も残すところあとわずかです。少しでもご興味を持っていただければ幸いです。
今日ご紹介させていただく作品は「友待つ雪」F4号・油彩画です。友待つ雪とは俳句の季語です。あとから降ってくる雪を待っている雪、次の雪が降ってくるまで消え残っている雪という意味を持っています。とても風雅で、美しく言葉だと思います。場所は町田の小山内裏公園です。私が行ったときはここまで沢山の雪が残ってはいませんでしたが、想像の翼を広げて描きました。静かで優しい時間の流れる場所だったので、深々とした雪の音が聞こえそうな気がしたのです。今回の展示でこの作品だけが雪をテーマにした作品です。待ちわびた春の喜びは、その前の凍てつく寒さがあってのものです。そんな季節の移り変わりを作品から感じていただけると幸いです。
「松沢真紀油彩画展- 光 lumiere -」
2021/3/24(水)~3/30(火) 9:30-20:30
※最終日は17時で閉場いたします。
丸善・日本橋店3階ギャラリー
☆詳細は