ＡＩと人の能力はどちらが優れているのか。という問はもうずっと前から言われてきました。それを題材にした映画やアニメは実際にＡＩが使われる前からありました(ターミネーターとかドラえもんとか)。最近では将棋や囲碁でプロの方がＡＩと勝負して勝ったとか負けたとか。そして今話題の藤井聡太棋士はＡＩと比べてどうだこうだとよくメディアに書かれています。

　将棋の対局は今やＡＩで一手一手分析されながら進行しているようです(@_@)。解説者よりも分かりやすく予測や状況を分析してくれるそうです。ですがそんなＡＩにも予測できない手を指すのが藤井聡太棋士なのだとか。。「ＡＩ越え」と驚かれていましたが、そもそもＡＩを作ったのは人間なのに、人間よりＡＩの方が優れているという前提にたっての言葉に私は違和感を覚えます。

　将棋の一手もアートも閃きと創造力が必要だということは同じだと思います。ＡＩに分析され、世界の真理が分かったとしても、私たち人間はそれに納得出来ないのではないでしょうか。もっと何かあるんじゃないか？もっと美しいもの、もっと素晴らしいものを求めていくのではないでしょうか。謎がなくなれば謎を作ろうとし、問題がなければもっとすごい問題を作りたくなる...それが人間なのではないかと思います(*´∇｀)