寒い寒いと思いながら過ごしています。ですが今年東京はまだ０℃を下回った日がないとのことです。そういえば土のなかで大きく育った霜柱や車のフロントガラスの霜を落とすドライバーの姿を見ていません。温暖化が目に見えて進んでいます。

　去年の暮れに尾道を訪れしまなみ海道をずーっと巡ったときの事をテーマにを作品にしている今日この頃です。画像にあげているのは向島の高見山展望台から見下ろしたしまなみの様子です。

　私は漠然と瀬戸内は平地が続き海抜も低くてなだらかな場所なのだろうと思っていました。事実、海岸沿いはサイクリングにもってこいの気持ちいい道が続きます。しかし、私はそれとは真逆？の山を登って登って、また登ってという思い出が多く残った旅でした。理由は簡単です。海や島を上から鳥瞰したかったからです。

　高見山がきれいだよーと教えてくださったのは柳画廊で知り合うことができた岡野博先生です。先生も海の作品を数多く描いていらっしゃいます。私の画風とは全く違うけれど、大きな画面一杯に広がった海の作品を拝見させていただいたこともあります。

　先生のおっしゃったようにとても素敵な場所でした。しかしきっとここは車でいくべき場所です。サイクリングは辛い辛い！冬なのに汗だく、自転車こぎではなく自転車押しの状態になってしまった私です。