個展への道 in 銀座柳画廊

 HPをご覧になってくださっている方々には今更なことかもしれませんが...約一ヶ月前からWorks 2019にて「松沢真紀展―四季彩―」に展示する予定の作品をもう公開しちゃってます(笑)。展示よりもカタログ完成よりも早く、たぶん一番早く一般公開しちゃってます。

 家人に言わせると、私は気が早いということです。それは重々承知なのですが、作品を見てもらいたいという気持ちの強さに負けてしまいました。ここにある作品たちはほぼ、展示いたします(もう展示済み、販売済みのものもちょっとありますが)。この機会にちょこっと覗いていただけると嬉しいです。

 さてさて、今回ご紹介させていただく作品は「紫色のカーテン」F6号油彩です。同タイトルで以前ご紹介させていただいたF100号の作品と同じようにあしかがフラワーパークの藤棚を描いた作品です。これはなかなか苦労した作品でした。何だかうまくいかず納得がいかずの難産な作品で、ちょっと直しては首をかしげ、また直しては首をもたげ...しまいには首の筋がひきつるような気までした(実際は大丈夫)ものでした。その甲斐があって、結構気に入っています。藤棚を流れる空気がよいように思えた作品です。

 

 ここの藤は絵描きにとって画題にしたくなる場所のようです。この場所を知っているという画家の方々に複数お目にかかりお話しさせていただきました。関東からは少し遠いので滅多にいかないところですが、藤棚の季節にはまた行きたいと思っています(^∇^)