油絵の具は水彩の絵の具と違って、すぐには乾きません。ですから最近では油絵の具からアクリル絵の具に移行する方も多いようです。一般の方が馴染み易いのはやはり水彩絵の具のようです。匂いや、後片付けの問題もあると思いますが、一番のネックは乾くスピードだと思います。

　昨日は４月を思わせる暖かさでした。今日はもう一気に真冬の寒さです。当然油絵の具の乾きに差がでます。油絵の具は酸化して乾いていきます。酸化するには何よりも酸素が必要で、乾燥した暖かなところが一番です。ヨーロッパで生まれた油絵の具ですから、からっとした夏のある天気が似合ってるのかもしれません(^∇^)

　昨日の仕事は今日アトリエに来るとすべてよい感じに乾いていて仕事がはかどりました。明日はどうでしょうか？寒くて乾きが遅いこの時期、洋画家には苦労の時期かなあーと思いました。