よく夫婦喧嘩をネタにした番組や本で、奥様が「家庭と仕事とどっちが大切なの?」と旦那様にきくシーンがあります。仕事を家庭の両立はそれだけ大変で普遍的な問題なのでしょう。私はどうも仕事が家庭に家庭が仕事にあまり影響しないタイプの絵描きなようです。
パブロ・ピカソは付き合う女性や金銭的な問題の変化と共に作品が変化しています。青の時代~薔薇色の時代~キュビズムの時代~晩年と本当に変わります。生活だけではなく絵画に関する考え方もすぐに作品に現れる巨匠です。
私は家庭で色々あっても、あまり変わらずたんたんと制作できるようです。描いていないと不安になる。ですから反対に意識して休まないとブレーキが効かないようです。独り暮らしの時は起きる→絵を描く→バイト→絵を描く→寝る...みたいな感じでした。一緒に生活する人がいるとその分適度に休めるようになったと思います。色々なところに行って、感動を共有できるようになりました。
親もずっと一人でいるよりも安心してくれたらしく、制作にたいして惜しみ無い応援の言葉を送ってくれます。支えてくれる人たちに答えるために今日もまたたんたんと作品に向かっています。
コメントをお書きください