最近では、データとかアプリとかにお金を支払う機会が増えているようです。音楽も昔はレコード、カセット、CDといった物を買って聴くという方法から配信になりました。本も電子書籍として読むようになり物として持つという感覚が薄れていっているようです。私の世代ではまだまだ本が紙であり、音楽はCDだったのでそういうものにちょっと抵抗があります。
絵画はデータになるのでしょうか?今のデジタル映像はビビッド過ぎて、絵画にある豊かな色彩や柔らかな筆触を写し出すのは酷なように思います。でも、まだまだ技術は上がるようですからこれから先のことはよくわかりません。
データになれた世代にとって、もしかしたら本物を所有するということはそんなに重要ではなくなってきているのかもしれません。服だって本物のブランドより似たようなデザインの安価なものを買って楽しむ人が多くなっているようです。ですが、やっぱり本物は違うなあと思います。私も本物のブランド製品に時々触れることがありますが、あーやっぱいいなあ~としみじみ思うものです。
絵がそんな価値のある物に認識される機会が増えればもっともっと発展するように思いますが、それは夢なのでしょうか?私は少なくともそういうものになってほしいと願い制作し続けています。
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