動物園での取材を通して描いた作品の三弾目はホロホロ鳥の油絵です。冬の動物園は鳥インフルエンザの予防のためにあまり鳥類を展示していないのですが、ホロホロ鳥はゆったりと餌をついばんでいました。
ホロホロ鳥は、モロッコやアルジェリアに住む雉の仲間です。食用にもされています。卵もニワトリより大きくて立派です。そんな土地に住む動物ですから、寒さにそんなに強くないように思うのですが、陽光の降り注ぐなかでは暖かかったのでしょうか?ゆったりとしていました。
ズーラシアでは昨日ご紹介した、日本猿にしてもこのホロホロ鳥にしても、つがいで行動する姿をよく目にしました。動物は人間からみるとそんなに同種間の結び付きが深くないように感じてしまいがちでしたが、それは私のおごった見方なのかなと思いました。
親でも兄弟でも問題を抱えてしまうことの多い人間より、ずっとシンプルに本筋に立って生きているのが感じられました。
作品展示予定の詳細は→Home
コメントをお書きください