ダイヤモンドの輝き

 お馴染みのダイヤモンド富士の作品がだんだんと形になってきました。雲間から輝く富士山が画面に現れてきました。
 小さな作品の中には大きな存在感が必要だと思っています。世界に名だたる傑作の中には小さな作品がたくさんあります。たとえばフェルメールの一連の作品…どれも驚くほど小さく現物を見たときにイメージとのギャップに戸惑います。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザにしても片手で持ち運べる大きさです。

 その存在感と美しさは、反比例して大きなものです。時代を超えて感じる大きな気、作品から漂う気配…語彙がなくて的確に表現できないのがもどかしい!確かに何かがそこにあるのです。

 私もそんな作品を作っていきたいと思います。作品を描くことは食べることと同じくらい自然な欲求です。その中で自分の作品をより高いレベルに育てていきたいと思います。

※作品はポストカード大です。