これは作家によって考えが異なると思うのですが、私は絵が独立して表現として完成されるとは思っていません。良い作品というのは、額や、展示会場、その時の季節やご覧になる人の心持ちでいかようにも変化すると思うのです。ですから、たとえ絵を見て傑作だ!と思っても額に入れたら「あれ?」と思ったり、飾って見たら「おや?」と印象が変わると思うのです。良きにしろ、悪きにしろ、その違いを感じることが大切だと思います。
今度、初めて紙の作品を展示する機会をいただきました。紙の仕事は油絵の下絵という感覚でしか作ったことがなかったので作品として描くのは初めてで、とても新鮮な感じです。作品のテイストもやっと納得がいくようになりました^_^ここまで来るのに何十枚描いたことか…(´-`).。oO
しかし、額装のイメージが今ひとつ湧きません。。やはりここはその道のプロに意見を聞きに行こう!と思っています。作品というのは、絵、額、会場、お客様、、全ての要素が合わさって作り手の意思を超えて輝くものだと思います。
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