この間訪れた新潟ではたくさんの良いものを見、良いものを感じることができました。風、光、水…全てが神奈川とは違います。知り合った人たちもとても親切で、「ちょっと待って」と言って山に入っていったと思うと手に山菜を抱えて戻ってきたり、直売所の方も「ちょっとちょっと」と手招きし、お茶の用意をしてくれたり。昔あった人情の厚さを感じました。
そんな思い出を刻み込みたいとおもい早速作品を作り始めました。SM(227×158mm)の小作です。私の泊まった場所からちょっとおりた村に植えられたスギ。その乱立したスギからこぼれ落ちる光を描こうとおもいました。ちょうど初夏の美しい若葉が思い出されます。トコトコ、トコトコ、歩き回った新潟の一場面です。
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