知人の案内で昨日夕方、白鳥の飛来地である埼玉県川島町に行きました。昼間えさをとりに行っていた白鳥達が、川岸に戻ってくる姿をはじめてみました。
北風が強くて川面がさわさわと波立ち、白鳥も風にあおられて前に進めないような状態!見ている私も立っていると吹き飛ばされそうでした。50羽ほどの白鳥と鵜が水面でゆらゆらしています。不謹慎にもお風呂場で子供が遊ぶおもちゃの黄色いアヒルを連想してしまいました(^^)
埼玉県は海無し県です。関東平野のど真ん中で広大な平野が広がっています。空が大きく白鳥が飛ぶのをさえぎるものはありません。水辺には大きく育った葦がびゅうびゅうと風にあおられていました。
夕日を背に川を横切る白鳥は、遠くシベリアからわたってきたものだということです。そんな長旅の末この埼玉に降り立って、また春にはかの地に帰る…。ちょっと羨ましい気もします。きっと私の見たことのない世界を見ているのでしょう。
連れて行ってくださった知人には本当にいい体験をさせてもらったと感謝しています。
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