先日、海の日を前に江ノ島に訪れました。カンカン照りとまではいきませんでしたが、暑くてじりじりした日でした…。海水浴客もたくさんいて、夏休み前の休日ということもあってか子供たちの姿も多く見受けられました。

　ここを取材場所として選んだのは、私にとって一番なじみある海が江ノ島だからです。私は横浜生まれなので湘南・江の島ではよく、海水浴はもちろん地引網や、エノスイに行ったりと何かしら行事のあるたびに江ノ電に乗って訪れます。

　お正月には初富士を拝み、凧揚げをした思い出もあります。しかしながら今まで夏の海を描こうと思ったことは、不思議とありませんでした。それだけ私にとって身近すぎた存在だったのでしょうか…。

　今回改めてここにきて、やはり私にとっての海というイメージの原点はここなんだろうなあと思いました。そんな母なる海の姿を作品にしたいと思います。