鯉のぼりに続いて、相模川で行われた伝統行事・大凧祭りを作品にしました。こういった昔ながらの行事が今も続いていることに深い感銘を受けます。私の作品はどこか古いようなメランコリックな思い出を感じるとおっしゃられる方が多いのは、私がそういう時代に親しみを感じながら現代に生きているせいかもしれません。
大凧祭りもそんな存在だと思いました。凧の存在は知っていても、昨今、凧を実際には触れたことがないし、あげたこともない、という子どもは多いのではないでしょうか?しかしどこかしら親しみや懐かしさを感じてしまう…そんなものではないかと感じました。もしかしたら日本人のDNAに記憶として焼き付いているのかもしれません。
※作品は「あの日の空」W333×242mm 油絵
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