個展への道

 昨日は、いつもお世話になっている額屋さんに額縁を作る打ち合わせに行ってきました。作品にとって額は大切な物、花嫁衣装のような存在です。
 私がいつも信頼している額屋さんは、小さいお店ですがこだわりと、誇りをもって額を扱っている方です。職人気質に富み私の作品の雰囲気や傾向をよく理解していてくださいます。こういう風に個人で楽屋さんとおつきあいすることはとても大事だと考えています。出来合いの額に入れてしまったために絵が死んでしまっては、作品がかわいそうだと思うからです。

 その点で今回はいつも以上に長時間に渡って話し合い、額を決めていきました。お陰でうまくあった額が選択できたと思っています。