四季折々の色シリーズ、7月は小田原・山北町にある酒水の滝です。ここはあまり観光名所として有名ではないかもしれませんがとても神々しく静謐な場所です。
非常に暑くて、息も絶え絶え、山を登ったことを覚えています。山道もなく、私は車の運転ができないので歩くしかありませんでした…。しかも私は方向音痴としての自負(?)があります。案の定迷って迷って半日以上森の中をさまよいました。
そしてやっとたどり着いた場所がここです。一気に汗が引くほど気温も湿度も違いました。まさに別天地です(^^)滝にはきっと竜神様がいるんだろうなあと無宗教の私にも自然に何かを感じた次第です。
対になるこちらの作品はその道中に遭遇したてんとう虫です。てんとう虫はこんなに暑い中だからこそ生きているんですね。
私たちとは違った感覚でこの世を見ているんだろうなあと想像しました。いつか彼らの目で世界を見てみたいなあと思います。
※上は『ほとばしる・7月』
(酒水の滝・足柄上郡・山北町)
F3号(27.3×22.0㎝)油絵
左は『友情(アイビーとテントウムシ)』0号(14.0×18.0㎝)油絵
コメントをお書きください