四季折々の色シリーズ3月は、なんといっても桜です。私のアトリエ近くの千本桜商店街を取材して描きました。私にとって桜と言えばここです。
千本桜はほかでも何枚か描いています。桜は日本人画家にとって描かずにはいられない画題ではないかと考えます。それだけにいかに自分のものとして作品を提示するかが難しい…。
私はただきれいなかわいい桜というよりもっと妖艶で円熟された美を感じながら桜を描いています。その思いが少しでも伝われば幸いです。
右は、その近くにあるお寺で咲き誇っていた芝桜です。芝という名前の通り地に張って咲く美しく可愛い花です。さながら桃色のじゅたんですね(^^)
そのいっぱいな、一面中に咲く様子を描きたくて画面に花をうめつくした作品です。
※左は『さくら・さくら・3月』(千本桜商店街大和代官)F3号(24.2×33.3㎝)油絵
右は『華やかな姿(芝桜)』0号(14.0×18.0㎝)油絵
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