凧揚げの余韻でしょうか、昔の遊びについて調べてみたくなりました。私が保育園、小学校ではやった遊びは様々あります。今思い起こせば、比較的、野外で遊ぶことが好きな子どもだったのではないでしょうか。
一番思い出に残っている遊びはコマ回しです。お正月に回すのはもちろんですが、私の周りでは年中、普段の遊びとしてコマ回しをしていました。先生が作った階級表があり、それにしたがって年に数回進級テストがあったのです。一番上は名人で、コマでの綱渡りをはじめ、指乗せ、さかさまわしと、たくさんの技ができることが条件になっていました。皆で競い合った懐かしい思い出です。
私の使っていたコマは金属の芯が入った左のようなものでしたが、もちろん初期のコマは木や、木の実、とさまざまなものがあります。ベーゴマなんて芯のない鉄の塊です。
実際にコマの彩色を見学したことはありません。しかし、TVなどで見るその職人芸の確かさと品質の高さに感じるところは多いです。コマの歴史はとても古代ギリシャ、エジプトなどの遺跡からも出土しています。どの国でもコマか、コマに似たものが作られていたようです。絵画のなかにもしばしば描かれています。
左は日本の浮世絵に描かれたコマ回しです。木製の純粋な和ゴマを使っている様子が見てとれます。次は西洋のコマです。これはとても小さいものですからひもも使わず回しただ眺めるものでしょう。最後は北欧の作品に描かれたコマです。大きくて円盤のようですね。。。
今では、アニメの影響かベーゴマも進化して、ベイブレードバーストなんていうものが出ていると聞きました。回すための発射台とでもいうのでしょうか?があってスイッチを押すと高速回転で飛び出し回るのです!時代の変化に驚きます。
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