GW中に、夏目漱石の「それから」を映画化した作品を鑑賞しました。松田優作さんが主演で、とても幻想的な作品です。
あまりにも有名な漱石の代表作です。私はこのDVDを、大学時代に一度見ていましたが、今回あらためて、ユリの花の美しさを描きだした、丁寧に作られた作品だなあと感じました。
カラー映像ということもあってあまり違和感なく楽しめます。少し時代がかったせりふ回しも、見ているうちにその時代にタイムスリップする感覚を得られました。
ユリは西洋においても純潔の象徴として扱われます。聖母マリアの隣には必ず描かれています。私もユリのすっと伸びた葉や、白さにドキドキしながら作品を作っています。
映像と平面絵画では分野が違いますが、それでもとても参考になった作品でした。
右の作品は「ピュア」F3号、油絵です。
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