古代から続く偶像崇拝の対象は主に女性、女神だったと考えられています。ですから出土した古代遺跡で男性像はそう多くはないようです。女性は、子ども(子孫)を残す体を持っていたためでしょうか。
中でも男性像を見つけてみますと、女性と違ってふくよかではないものがあります。柔らかな肉体より筋肉質な感じが理想とされていたのでしょうか。ギリシャ彫刻の中ではたくさんの男神があります。軍神、太陽神、、、力ある神々は男性で表されることが多いようです。今でいう、八頭身です。
ローマ時代は哲学、生物学、数学、天文学、、、全てが発展していった時代です。もちろん人体に対する研究も行われていました。その中で一番の肉体が表現されているようです。
しかし、時代や場所により美の価値観は変わります。日本では、やはり男女問わずうりざね顔、細い目が美の象徴だったようです。
今はどうでしょうか？美に対する価値観の変化は大きいような気がします。アイドルでも、目の大きな顎の細い人が好まれているようです。西洋文化の影響が強いのでしょう。私は、あまり画一的に美の基準に括られることは好きではありません。人の美に対する感覚も、あまり鋭敏ではないようです…。良いことかわかりませんが、そういう人間ですσ(^_^;)
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