下手でもよい、好きならよい

 私は、小学校に入ってから自分が絵を描くことが好きだと自覚しました。Commentariesにも書いたように、何もできない私にとって絵を描くことだけが唯一認められたと感じられたものだったのです。

 私にとって、ちょっと残念なことがあります。一般の方々は大人になると絵を描かなくなってしまうということです。

 

 同じ芸術分野でも、音楽は皆さんつづけています。巷には、カラオケボックスがたくさんありますし、Ipodでダウンロードした曲を片時も離さずに聞いている方もいます。音楽をする、愛でる行為が日常にあると感じます。

 

 振り返って絵画、工芸などを見ると、皆さん大人になるに従って離れていってしまうようです。。理由は「へただから」「やり方がわからないから」など様々ですが。音楽にも音痴があるように、絵にも上手下手があって当然です。下手でも音楽を続けて楽しむ人は多いです。しかし絵画は???…ちょっと残念な気がします。

 

 昨日のブログで書いたように、年配の方々が再び絵を描き始めることが多く見受けられます。ですから、きっとみんな絵というかアートが好きなんじゃないかな、本当はやりたくてうずうずしているのじゃないかな、と考えています(希望しています)。音楽と違って自然に(仕事の合間にとか)続けていけない障害はなんなのかなあ…と考えます。

 

※写真は今年アトリエ近くの笹倉鉄平版画ミュージアムで行われた、大和子ども絵画大賞展の入選作品です。

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コメント: 2
  • #1

    Annette Sharrow (木曜日, 02 2月 2017 10:47)


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  • #2

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    To Ms.Annette
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    from Maki