仕事場(アトリエ)について

 今日、2月22日はニャーニャーニャーで猫の日だそうです。最近ペットとして犬よりも人気が上がっているそうです。生活・住宅事情の変化がペット業界にも反映されているようですね(^^)

 画家にとって、作品を作るスペースをいかに確保するかは命題となっています。大学時代は校内にとても広い空間がありました。大作(背丈以上!)を描くことが多かった私にはとてもありがたい場所でした。

 

 その後いかに作業場を確保するか苦慮しました。ひどい時は6畳一間の1DKで制作したため、眠るスペースがなくてドラえもんのように押入れをベッドにしました(笑)。油絵具は匂いや、油汚れがひどくなってしまうと近隣にご迷惑がかかるので、細心の注意を払っていました。若かったからできたし、周りも認めてくれたのだと思います。今は幸いにも生活スペースと分けてアトリエを持つことができています。

 

 画家仲間に尋ねると、私のように別にアトリエを持てる人、自宅の一室を作業場にしている人、様々です。平面絵画ならまだ融通が利くのだと思いますが、木工や陶芸、金工、ガラスの作家は、焼き釜や工房などの機材を置かなくてはいけません。もっと大変だと想像しています。

 

 そんなアーティストのために、海外ではアーティスト・イン・レジデンスというものが作られています。最近では日本でもこの取り組みが始まりつつあります。集団生活のできるアーティストのためのレジデンスです。