パリでのこと

 私は、大学を出てから女子美パリ賞というものを頂きました。これは一年間パリにある芸術都市「シテ・デ・ザール」というところに滞在し、芸術を学ぶという賞です。今年のノーベル賞者である大村智さんが、大村文子夫人を偲んで創設された賞です。

 これは私の部屋で行った作品展(オープンスタジオ)の様子です。自分の作品を展示し同じ芸術村に住んでいるアーティストたちと交流するイベントです。村には各国から老若男女、様々な人種のアーティストが訪れていました。スイス人が一番多かった気がします。やはりフランス語が喋れるせいでしょうか。

 

 このようなシステムは、私にとってとても良い経験がつめた価値ある時間でした。ここで私の知らないアートの世界をたくさん見て学ぶことができました。忘れがたい宝物です。